ブランドの裏側暮らしを彩るさまざまな商品やサービス。その裏側にある思いやこだわりを仕掛け人にインタビュー。

vol.3 ギフトの枠を超えた花文化の創造に挑むインターネット花キューピット

Profile

小口千尋Chihiro Koguchi

株式会社i879(アイハチナナキュウ)
企画営業部 副部長

花業界での長年の経験を経て、2005年6月にi879の設立メンバーの一人として参加。新商品や新サービスの企画、開発で中心的な役割を果たす。草月流師範、スキー指導員など多数の資格を有するアクティブな女性副部長。

[私にとっての上質な休日]
読みたかった本をまとめて読んだり、興味のある語学の勉強に励んだり。たまの休日には何かに没頭できる時間をつくるようにしています。もっと時間があれば趣味のスキーをやりたい。真っ白な世界にいると、忙しい日々の心が洗われます。

インターネット花キューピット

新しい花贈り文化の創造にかける思いとは?

── 「新しい花贈り文化を創造していきたい」とお聞きしました。

私たちは花を単なるギフトで終わらせたくないと考えています。花にはもっと可能性があります。花を贈るというと、母の日や、誕生日といった記念日が多いのですが、私たちはもっと普段から気軽に花を贈る文化を広げたいのです。花をもらった瞬間のうれしさや感動は、とても大きいですし、見た目の華やかさに加えて花には香りもある。五感で楽しむことができます。そして、花は生きているのでいずれ消えていく。その一瞬の輝きが、人々を魅了するのではないでしょうか。花を贈る、もらうという行為を通して、お互いの気持ちが通じ合う体験をより多くの人たちにしてほしいと考えています。

── 具体的にはどんなことを考えているのですか?

たとえば今年から、「本物のバレンタインを始めよう」というメッセージのもと、「フラワーバレンタイン」という広報活動を展開しています。2月14日を、男性から女性へ花を贈る日にするプロジェクトです。そもそもバレンタインデーは、海外では男性から女性にバラを贈る日なのです。また、「60歳の記念日に60本のバラを贈ろう」といったアプローチも。そうやって花を贈る機会をもっと増やしていきたいと考えています。特に男性の方にはあまり難しく考え過ぎないで、とにかくまず花を気軽に贈ってみることをお勧めします。一度相手が喜ぶ顔を見たら、きっとクセになると思うのです。

── 今後のインターネット花キューピットについてお聞かせください。

インターネット花キューピットを利用する人のほとんどは、誰か他の人のために花を買ってくださっています。近い将来、自分のために花を買う人をもっと増やしたいと考えています。たとえば、がんばっている自分へのごほうびとして花を買ったり、元気を出したい時に花を買ったり。そうして日常生活の中に花があること、グリーンがあることが、もっと普通になってほしい。花に水をあげるリズムが、生活のリズムをつくることもあります。朝起きて自分が水を飲む前に花に水をあげることで、思いやりの心が生まれるかもしれません。花やグリーンはきちんと手をかければ、きちんと育ちます。そんな花のある生活を広めるお手伝いができればうれしいですね。

2011年6月UP

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